有機肥料3690exPSB(ミロクマル液)による
有機的土壌改良、微生物農法の勧め


10.溶菌酵素キチナーゼ、キトサナーゼとは

キチナーゼとは
キチンは、エビ・カニなどの甲殻類の殻や昆虫の外皮、イカや貝などの軟体動物の器官、真菌類の細胞壁に含まれており、セルロースについで自然界に多く存在する多糖類です。
また、土壌中に存在する糸状菌の菌体にも、キチン質が多く含まれています。
キチン(N−アセチル−D−グルコサミンが結合した直鎖型の多糖類)から、アセチル基をはずした物質がキトサンです。

このキチン質を分解(溶かす)酵素をキチナーゼと言い、キトサンを分解する酵素をキトサナーゼと言います。
一般的にはキチン質は、濃塩酸などの化学的に非常に厳しい条件におかなければ分解はしませんが、キチナーゼと混ぜると、室温という温和な条件でも分解します。
こうしたキチナーゼやキトサナーゼの様な溶菌酵素は、好熱菌をはじめ有用微生物が作り出します。

尚、キチンの応用分野としては、食品。医療・化粧品・農業・工業・環境の多くの分野に利用されていますし、現在でも多岐にわたって研究が進められ、商品化が盛んに行われています。
特に、農業分野では、土壌改良剤、成長促進剤、殺虫剤、抗ウイルス剤・ウィルス病の防除など、広範囲においてすでに利用されています。
では、この溶菌酵素キチナーゼ、キトサナーゼは、農作物を作るうえでどのような働きをしてくれるのでしょうか。


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