有機肥料3690exPSB(ミロクマル液)による
有機的土壌改良、微生物農法の勧め


12.光合成細菌とは

 光合成とは、農作物が太陽の光を使って二酸化炭素と水でグルコースという糖と酸素に還元する、地球上で最大のエネルギー反応です。この光合成を行う微生物が光合成細菌です。
光合成細菌
は、地球上にまだ酸素が存在せず、メタン・アンモニア・硫化水素などの有害ガスが充満している過酷な環境下で誕生して以来、自然界の環境改善に大きく貢献してきた原始的微生物です。

光合成細菌の分布と分類
光合成細菌(Phototrophic Bacteria)は水圏生物の一種で、水田・沼・河川・海・活性汚濁・土壌中、とくに有機物で汚染された湛水状態のところには風乾土1g当たり1万〜10万個のこれらの細菌が生息しています。

この細菌は光エネルギーを利用して光合成的に生育しますが、植物など他の光合成生物とは異なり光合成的生育をするのは嫌気的で光照射条件下に培養したときだけで、その生育過程で酸素は発生しません。
分類は、現在4科になっているが主に紅色無硫黄細菌(Rhodospirillaceae)の事を称しています。

光合成細菌の性質
この菌の基質利用は、自然界においては、アゾトバクター等と共生して炭酸固定の主役を果たし、又一部の菌株は脱窒素能も有し、土壌中の硫黄循環と併せて、地球上不可欠の大循環の主役としての役目を見えざるところで果たしています。
又自然界における浄化の主役である事も確認されています。

光合成細菌の組成
光合成細菌の一般成分組成並びにビタミンB群の組成は極めて高栄養のものでありアミノ酸組成は、メニチオン含量が多く動物性蛋白に近い性質を示しており、その消化率もカゼインと同程度でとくにB12・ビオチンの含量の優れている事は餌料としての価値の高い事を示しています。
又、菌体の脂質成分としてバクテリオクロロフィル・カロチノイドの他にユビキノン(生理活性物質)が乾滴1g当たり約10mg含まれている事が判明しています。

このように光合成細菌の菌体は栄養的にも優れ、かつ動物に対し毒性がない事など京都府大・金森教授により
確認されています。
それでは、光合成細菌は、農作物にとってどのような働きをしているのでしょうか




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