| 有機肥料3690exPSB(ミロクマル液)による 有機的土壌改良、微生物農法の勧め |
14.微生物農法の進め方
今まで化学肥料と農薬を多投し生産していた圃場を微生物農法に切り替えるにあたって
まずは、3年間の段階的計画を立てて修正しながら進めて行く事をお勧めいたします。
1年目は、化学肥料・農薬等で痛んだ圃場の回復です。
圃場の化学性及び土の修復
化学肥料・農薬を多投し続けた圃場は、毎年決まった様に必ず病害が発生します。
それは、元々その圃場に定着していた有用微生物が極端に数が減り病原菌が繁殖しやすい環境がになっているからです。
土の修復
@土作りを行う為の堆肥をより良質な堆肥に改良する。
- 10a当り鶏糞堆肥500〜1t(牛糞堆肥2〜3t)に「3690exPSB」250〜500倍希釈液を水分が57〜65%になるように潅水しよく混ぜます。
その時約2mの高さに積み上げるようにして下さい。(堆肥が再発酵を始めます。雨等に濡れないようビニールシートで覆うか屋根のある所で行って下さい。)- 5日後に切り返しと「3690exPSB」250〜500倍希釈液を水分が55〜60%なるように水分調整をします。
(少し水分を少なめで好気状態になるように空気を取り込み踏み込みはゆるめで切り返しを行って下さい。)- 後5日後同様に切り返しと水分調整を行います。
- 後1週間後、55〜60%なるように水分調整とよく撹拌を行って下さい。
- 後1週間後もう一度高さが約2mになる様に積み上げて1〜2週間で完成です。
より良い堆肥を作る(堆肥製造時に土、腐葉土、炭等を入れると効果的です。)
- お近くで長年有機農法をされている所があればそちらの圃場の土を一部分けてもらう
- 山林の腐葉土
- 炭(炭が出す微振動、低周波が微生物の働きを増幅させる事が近年分ってきました。)
注意点: 従来より堆肥を使用している圃場は鶏糞堆肥の量を300〜500kg豚糞堆肥の量を500〜1,000kg(牛糞堆肥1〜2t)にして改良を行って下さい。
堆肥の製造まで労力的にできない方は、こちらの堆肥の使用をお勧め致します。 バイオ堆肥 (0・5-1・2-0・5)15kg-粉状-
有機由来チッソ率100%特殊肥料
(福島県第969号)●大量の腐植が、土をやわらかく団粒化します。
●活性の高い有益微生物群が大量増殖し、片寄った微生物層を多様化します。菌源炭 15kg(40g) −粉状−
特殊肥料
(兵特肥第506号)
●1年以上醗酵させたバーク堆肥に、有益土壌微生物群・酵素・活性炭を入れ、さらに1ヶ月以上再醗酵させたゼイタクな菌体堆肥です。
●土壌微生物相が多様化し、酵素成分の持つ生長因子が生育を向上させ、活性炭が保肥力を高めます。
A堆肥導入
- @でできた良質の堆肥をうね筋に投入します。
- 「3690exPSB」250〜500倍希釈液を1u当り2〜4L土壌潅水します。
- 「3690exPSB」潅水後、よく耕運します。
- 堆肥導入後2週間〜1ヶ月間はそのまま放置して土壌の団粒化の促進を待ちます。(土をビニール被膜する事により防寒・連作防止対策としてより効果的です。)
注意点: 作付けする作物にあったphに保つよう土壌の分析を行って堆肥導入時に一緒に石灰、苦土、カリ等で調整して下さい。(土の酸性改良は、好適塩基飽和度にするための塩基バランス調整で行いましょう。)
B定植
- 定植後は「3690exPSB」の基本的な使用法に沿って潅水及び葉面散布を行います。
- 収穫期間が長い果菜類の場合は、開花後うね肩に@の方法で改良した良質の堆肥をマルチングするかたちで追肥して下さい。
より深部の土の修復
2年目は、圃場のより深い部分へ微生物層が行き渡るように改良していきます。
@中熟堆肥を導入し発酵熱と太陽熱とで病原菌、雑草の種等の数を減らしましょう。
- 10a当り中熟鶏糞堆肥1〜2t(中熟牛糞の場合3〜4t)うね筋に投入します。
- 「3690exPSB」250〜500倍希釈液を1u当り2〜4L土壌潅水します。
- 「3690exPSB」潅水後、通常の耕運より深めに耕運します。
- 堆肥導入後1〜2ヶ月間はそのまま放置して土壌の団粒化の促進を待ちます。
(必ず土にビニールを被膜して下さい。ビニール被膜をしない時より土の温度が上がりより深部まで微生物層が行き渡ります。)
注意点: 作付けする作物にあったphに保つよう土壌の分析を行って堆肥導入時に一緒に石灰、苦土、カリ等で調整して下さい。(土の酸性改良は、好適塩基飽和度にするための塩基バランス調整で行いましょう。)
A定植直前〜定植
- 定植直前に「3690exPSB」250〜500倍希釈液を1u当り1〜2L土壌潅水します。
- 定植後は「3690exPSB」の基本的な使用法に沿って潅水及び葉面散布を行います。
- 収穫期間が長い果菜類等の場合は、開花後うね肩に
@の方法で改良した良質の堆肥をマルチングするかたちで追肥して下さい。
土の修復
微生物層の多様化と土壌分析
3年目は、微生物層の多様化と正確な施肥設計で秀品多収及び食味の向上を目指しましょう。
@1年目同様に良質な完熟堆肥の投入もしくは、病害等の発生があった場合2年目同様に中熟堆肥を投入するのですが土壌分析を行い圃場状態を正確につかみ必要な量だけ施肥して下さい。
- 土壌分析を行い正確な圃場状態をつかみましょう。
- 完熟堆肥を投入する場合
- 「3690exPSB」250〜500倍希釈液を1u当り2〜4L土壌潅水します。
- 「3690exPSB」潅水後、よく耕運します。
- 堆肥導入後2週間〜1ヶ月間はそのまま放置して土壌の団粒化の促進を待ちます。(土をビニール被膜する事により防寒・連作防止対策としてより効果的です。)
- 中熟堆肥を投入して深部まで改良を行う場合
- 必要量より多めに施肥して下さい。
- 「3690exPSB」250〜500倍希釈液を1u当り2〜4L土壌潅水します。
- 「3690exPSB」潅水後、通常の耕運より深めに耕運します。
- 堆肥導入後1〜2ヶ月間は土にビニール被膜を行いそのまま放置して土壌の団粒化の促進を待ちます。
- 微生物層の多様化の為、各種有益微生物の混入した堆肥の導入をお勧め致します。